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マティス美術館からも近いヴァンス村には、アンリ・マティスが晩年の創作活動のすべてを捧げた遺作とも言える「ロザリオ礼拝堂」があります。天井も壁も床も白一色のシンプルで小さな礼拝堂には、青・黄・緑の3色で構成されたステンドグラスからの陽光によって新たな色の重なりが映し出され、光で満ち溢れる安らぎの空間となっています。また、対照的に堂内壁面のタイルに描かれた輪郭線だけのマリア像やキリストの受難の物語が、コートダジュールの光を受けて豊饒な色彩に包まれます。
マティスは70歳を越えてから、十二指腸がんによる手術で一命を取り留めました。その時の看護士の女性が後年、修道女となって制作依頼に訪れ、無報酬のライフワークとして提供されたと言われています。裏庭は、近くの村の景観を借景に四季が楽しめる、のどかな自然に囲まれています。
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住所 |
468, avenue Henri Matisse, 06141, Vence |
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TEL |
+33-493-58-03-26 |
開館時間 |
月・水・土14:00〜17:30
火・木10:00〜11:30/14:00〜17:30
金(学校休暇期間のみ)14:00〜17:30 |
休館日 |
日・祝日・学校休暇期間以外の金、11月〜12月の間に約1ヶ月 |
入場料 |
3ユーロ |
※ カトリックのセレモニー等が行われる日には見学不可になる場合もございます。
※ 礼拝堂の為、服装に注意してください。 |
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