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11世紀から18世紀のスペイン絵画を中心に、数世紀の歳月を越えたスペイン王家のコレクションを所有し、1819年に「王立美術館」として開館。その後、現在の「プラド美術館」に改名しました。
現在ではスペイン政府文化省が管轄する国立の美術館として、世界でも有数のコレクション数を誇る美術館となりました。様々な美術イベントの開催、芸術に関連した教育プログラムなども充実。
見逃せないのが、ディエゴ・ベラスケス、エル・グレコ、フランシスコ・デ・ゴヤの傑作たち。その一部をご紹介します。
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スペイン語で「女官たち」を意味するタイトルがつけられた作品。観賞者と眼をあわせる絵画の中の登場人物、奥の鏡に映る人物、左側には絵筆を構えるディエゴ・ベラスケス本人がいるなど、謎掛けのような構成。その複雑な構成が注目を浴び、西洋絵画の分野でさかんに解析がされました。 |
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多くの肖像画が残したエル・グレコですが、彼の描いた肖像画のなかでも著名な作品となっている「胸に手を置く騎士」。モデルの騎士は現在も身元が判明していませんが、その佇まいと眼差しで多くの人を魅了し続けています。 |
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モチーフの女性は明らかになっておらず、「マハ」は「小粋なマドリード娘」を意味しています。一度は「官能的である」とされ、100年弱の間プラド美術館の地下にしまわれましたが、1901年より公開されるようになりました。 |
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住所 |
Paseo del Prado, s/n 28014 Madrid
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TEL |
+34-91-330-2800 |
開館時間 |
火曜〜日曜・祝日 (月曜が祝日の場合を除く) :9:00〜20:00
12月24日、31日、1月6日、聖金曜日:9:00〜14:00 |
休館日 |
月曜、1月1日、5月1日、12月25日 |
入場料 |
8ユーロ |
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