ショッピングなど楽しみながら、チョコレートや香水、ケルシュと、ケルンから始まった歴史を辿りましょう。
世界遺産にも登録されている、世界最大のゴシック様式の大聖堂には、今も多くの人が祈りを捧げに訪れます。高さは157m、奥行き144m、幅86mもあり、見上げるとかなりの迫力。厳かな空気が流れる内部には、ルートヴィヒ1世が奉納したステンドグラスや、祭壇画「大聖堂の絵」、世界最大級の黄金細工の聖棺など、素晴らしい装飾の数々が見られます。夜、ライトアップされた姿も壮麗です。
ケルンはどこを掘ってもローマ時代の遺跡が出てくると言われていますが、ここもまた2000年前の植民地時代の遺跡の上に建つ博物館です。遺跡から出土した美術品などを展示しています。商家の床に描かれていたという、10m×7mもある巨大なギリシャ神話の酒神ディオニソスのモザイク画が見学の目玉で、当時の人々の暮らしや文化を知ることができます。大聖堂のすぐ横にあるので、ぜひ一緒に訪れてみてください。