カンタベリー大聖堂 Canterbury Cathedral
聖アウグスティヌスがローマ教皇の命を受けてこの地で布教して以来の大聖堂で、創建は1070年。ノルマン様式や初期ゴシック様式などの建築様式を見ることができます。当初はローマ・カトリック教会に属していましたが、16世紀に王ヘンリー8世がカトリックでは禁じられている離婚をしたことから、カトリックの戒律から脱したイギリス国教会を設立したため、カンタベリー大聖堂もイギリス国教会に属することとなりました。
1170年には、王権と対立していた大司教トマス・ベケットが聖堂内で殉教。やがてトマスの遺骨には奇跡の治癒力があるという伝説が広まり、多くの巡礼者が訪れました。 |