リマット川から東の旧市街にかけて広がる丘。ここから川沿いに広がる歴史的なチューリヒの街並を一望できます。「リンデンホフ」とは「菩提樹の中庭」という意味で、その名の通り菩提樹の美しい木々が市民に穏やかな憩いの時間を与えています。一方でローマ時代に見張りの塔としての城塞にはじまった、カロリング朝の居城があった場所でもありました。その為、周辺からは多くのローマ時代の遺跡が発掘されています。丘の南側には、リストやゲーテなども訪れたと伝わっている、フリーメイソンのロッジ「Modestia cum Libertate」があります。