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リューベック 旧市街
Lübecker Altstadt
1987年に世界遺産に指定されたリューベックの旧市街は、トラヴェ川とトラヴェ運河に囲まれた水の都。その歴史は古く、13世紀後半から400年以上に渡り、ハンザ同盟の盟主として栄えました。リューベック中央駅を降りてホルステン門を過ぎたら、そこにはまさに“バルト海の女王”と呼ばれた古都の風情です。聖ペトリ教会の塔に登れば、この美しい街を一望できることでしょう。 |
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ホルステン門
Holstentor
建てられたのは1464〜78年。ふたつの塔で構成された、重厚な面持ちの市城門です。よく見ると塔が傾いているのは、レンガの重みで地面にめり込んでしまったため。また、門の上部にはラテン語の文字「CONCORDIA DOMI FORIS PAX(内に結束、外に平和を)」を見ることができます。塔の内部は歴史博物館となっていて、中世における貿易や船舶、街の様子などのことが分かります。
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住所 |
Holstentorplatz, 23552 Lübeck |
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TEL |
+49 451 1224129 |
開館時間 |
[4月〜12月] 月〜日 10:00〜18:00/[ 1月〜3月] 火〜日 11:00〜17:00 |
休館日 |
1月〜3月の月曜、12月24日・25日・31日、1月1日 |
料金 |
7ユーロ |
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市庁舎 Rathaus
マルクト広場に面して建つこの市庁舎は、1230〜1308年に完成しました。ハンザ同盟の重要な決定もここで行なわれたと言います。ドイツ最古のゴシック建築であり、黒レンガに緑の尖塔という建築様式はリューベック特有のものです。また、ファサードに見られる風を通すための丸穴も、大きな特徴となっています。内部は、ガイドツアーのみ見学できます。
住所 |
Breite Str. 62, 23552 Lübeck
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開館時間 |
ガイドツアー 11:00、12:00、15:00/土・日 13:30 |
料金 |
4ユーロ |
休館日 |
無休(市庁舎内で催しがある場合は入れません) |
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ブッデンブロークハウス
Buddenbrookhaus
リューベック生まれの文豪トーマス・マンの小説「ブッデンブローク家の人々」の舞台となった家です。住んでいたのは彼の祖父母。「ブッデンブローク家の人々」がノーベル文学賞を受賞したことで、この家も共に有名になりました。現在はトーマス・マンと、彼の兄であり、同様に作家のハインリッヒ・マンの博物館となっており、マン兄弟ゆかりの資料を見ることができます。
住所 |
Mengstr. 4, 23552 Lübeck |
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開館時間 |
1月 11:00〜17:00/2〜3月 11:00〜17:00/4〜12月 10:00〜18:00 |
TEL |
+49 451 122 4190 |
休館日 |
12月24日・25日・31日、1月1日 |
料金 |
6ユーロ |
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マリエン教会
St. Marien
1250年〜1350年という、100年もの年月をかけて造られたゴシック様式の教会です。バルト海沿岸の街々の教会の手本となったと言われています。かのバッハを魅了した、世界最大級のパイプオルガンも有しています。1941年に空襲で破壊された後、復元されましたが、倒れた鐘はそのまま地面にめり込んだ状態で置かれ、平和への願いを込めたモニュメントとなっています。 |
住所 |
Marienkirchhof, 23552 Lübeck |
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TEL |
+49 221 931 888 0 |
開館時間 |
4〜9月 10:00〜18:00/10〜3月 10:00〜16:00 |
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