〈おもしろパブリック・アート・ウォーク〉シカゴの街を歩いて散策、ウォーキングプラン他のプランを見る▶

シカゴにはたくさんのパブリック・アートが街のいたる所にあります。ゴシック様式やアールデコ様式のビルの谷間におもしろいアートがたくさんあり、シカゴの街を歩くのって楽しい、という声をよく耳にします。効率よくパブリック・アートを回るルート「パブリック・アート・ウォーク」を歩いて、お気に入りのパブリック・アートを見つけてみませんか?

1.ミレニアム・パーク

ミレニアム・パークにはシカゴのパブリック・アートを代表する作品がいくつかあります。もっとも人気があるのがクラウド・ゲート。アニッシュ・カプールが作った作品で、豆の形をしていることから通常「ビーン(豆)」と呼ばれています。また、15mのガラスの塔が2つ、相対して立ち、塔のLEDスクリーンにシカゴ市民の顔が日替わりで映し出され、5分に1回ほど映し出された顔の口から水が噴き出る、面白い噴水もあります。ボーイング・ギャラリーは期間限定の屋外アート展示場。そして建築家フランク・ゲーリーが手掛けた野外音楽堂、ピュリツカー・パビリオン。客席頭上に張り巡らされたパイプには150ものスピーカーが埋め込まれているので、芝生のほうが意外に良い音響だったりします。椅子に座ったり芝生の上に寝転がったりと好きなスタイルで音楽を楽しむ-それがシカゴ市民のライフスタイルです。

201 East Randolph Street between
Michigan Avenue & Columbus Avenue

2.シカゴ美術館正門のライオンの像

シカゴ美術館のシンボルのように正門にいるのがエドワード・キーミーズ作の青銅のライオンです。11月末にはライオンの首にクリスマスリースがかけられ、クリスマス音楽の生演奏などがあります。

111 South Michigan Avenue

3.連邦政府センター

20世紀三大建築家の一人であるミース・ファン・デル・ローエがデザインした連邦政府センターの広場にある赤いアートが「フラミンゴ(カルダー作)」というパブリック・アートです。重さ50トン、高さは約16mあります。連邦政府センターが黒いビルなので、フラミンゴの赤がひときわ映えて見えます。

219 South Dearborn Street

4.マーケットビルのロビーにあるティファニーのモザイク壁画

シカゴを発見したフランス系カナダ人探検家ルイ・ジョリエとジャック・マーケット神父と共に今のシカゴまで探検をし、周辺に住んでいたインディアンの部族と平和を築きながら旅をした様子を描いたモザイク壁画が有名です。ティファニーならではの細かいところにも手を抜かない壁画は、時を経ても鮮明に歴史を伝えてくれます。

140 South Dearborn Street

5.シャガールの壁画

フランス人画家マルク・シャガールの壁画『四季』があるのが、チェイスタワー広場。ガラスや大理石、花崗岩など、この壁画に使われている様々な素材は人間の手で砕かれたもの。シャガールのインスピレーションを放つ作品です。

Chase Tower Plaza, Monroe & Dearborn Streets


6.ミロの『シカゴ』

20世紀を代表するスペインの画家、ジョアン・ミロの作品。高さ12mのブロンズの頭とコンクリートの体で作られた女性像です。

Brunswick Plaza, 69 West Washington Street


7.起立した野獣へのモニュメント

ループ地区でもひときわ目を引くこの作品はジーン・デュブッフェの彫像です。このモニュメントはファイバーグラスで作られていて、彫像の中にも入ることができるオープン・デザイン。シカゴ市民が付けたあだ名は「ミキサーに入ったスヌーピー」。よく見ればそう見えなくないかも。

James R Thompson Center,
Randolph & Clark Street

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