郷土料理や国際都市ならではの洗練されたメニューを数々揃えており、極上の料理をいただくことができます。メキシコ料理といえばトルティーヤなどが有名ですが、味の決め手となるのがソースです。トマトを使ったヘルシーなサルサメヒカーナを始め、オアハカ料理を代表するスパイシーなモレソースもクセになる味。デザートは、ラテンアメリカで愛されているチュロスを、こっくりとしたチョコレートとともに召し上がるのはいかがでしょう。そしておしゃれなバーでテキーラやメスカルを傾け、楽しい夜を!
カカオの国・メキシコの
宝石のようなチョコレート
「Hotel Downtown México」の2Fショッピングフロアにあるチョコレート専門店。お店のキャッチフレーズ「進化するメキシコのショコラトリー」にもあるように、伝統的な食材を使った斬新な味のチョコレートが評判です。おしゃれな店内に入るとまず、ガラスケースに入った色とりどりの宝石のようなチョコレートが目に入ります。チョコレートの種類はホワイトチョコレート、イチゴからピスタチオ、メスカル酒、モレソースまで様々で、クリームやオイルは使用せずに作っています。お持ち帰り用のチョコレートはギフトにも使える箱に入れてくれますが、座席は限られていますが、その場でコーヒーなどと一緒に頂くこともできます。おすすめはカカオを使った飲み物「Xocoatl/ショコアトル」。体の芯から元気になりそうな、唐辛子、胡椒、シナモン、カカオが入った飲み物です。
INFORMATION
住所:Isabel la Católica 30, Cuauhtémoc, Centro Histórico, CDMXオーガニック食材がこだわりの
エコパティスリー
コヨアカン地区の静かな一角に佇む小さなカフェ。2008年、写真のオーナーのこだわりから、オーガニック食材を80%以上使用するメキシコ初のオーガニックパティスリーとしてオープンしました。店名の「Café Ruta de la Seda」は、古くから東と西を繋げてきたシルクロードからアイディアを得た名前です。カフェには、地中海、中近東、日本を含むアジア料理から影響を受けたメニューがあり、オーガニックのティーリーフを使ったお茶を飲むこともできます。オーガニックへのこだわりを徹底しており、甘味料には精製された砂糖は使用せず、アガベシロップ、ブラウンシュガー、はちみつなどを使っています。おすすめは抹茶味のトリフ「Trufa de Maccha/トゥルファ・デ・マッチャ」やケーキ「Pastel de Maccha/パステル・デ・マッチャ」、イチジクのソース、スペインハム、ルッコラのオープンサンド「Tartine de Higo/タルティン・デ・イゴ」などです。
INFORMATION
住所:Calle Aurora 1, Coyoacán, Del Carmen, CDMX昔ながらのチュロス店
サン・アンヘル地区のカルメン修道院の隣にある伝統的なチュロス店。メキシコでは植民地時代から親しまれているチュロスは、通常「チョコラテ」と呼ばれるホットチョコレートと一緒に食べます。カリカリに揚げて砂糖とシナモンをまぶしたチュロスのお供は、シナモン入りのメキシカンチョコラテ「Chocolate Mexicano/チョコラテ・メヒカーノ」、テキーラ入りのチョコラテ「Chocolate Tradicional/チョコラテ・トラディショナル」など4種類のチョコラテの中から選べことができます。また、チョコレートやヤギの濃厚なミルクをキャラメル状にしたもの(カヘタ)が入った「チュロス・レジェーノス(具入りチュロス)」や、「トルタ」と呼ばれるメキシカンサンドイッチなどのメニューもあります。
INFORMATION
住所:Calle Plaza del Carmen No. 4, Álvaro Obregón, San Ángel, CDMX赤がイメージカラーの
メキシカンカジュアルレストラン
「ロス・ダンサンテス」の姉妹店。伝統的なメキシコ料理を提供しており、「ロス・ダンサンテス」とは少しコンセプトの違った、居酒屋のような雰囲気のレストランです。自慢のメスカルは、独特の強い香りがするため、フルーツと混ぜて飲むことの多い「プルケ」という蒸留されていないお酒も扱っています。メキシコを愛してもらいたい想いで開いたこの店の赤い壁は、店名の「Corazón de Maguey(竜舌蘭のハート)」というネーミングにふさわしく、とても印象的です。ボリュームたっぷりな肉料理「トラジュダ」を堪能したあとは、デザートに「パン・デ・エロテ」と呼ばれるとうもろこしでできたメキシコの伝統的なパウンドケーキはいかがでしょうか?メスカル酒を片手にリラックスして、夜のコヨアカンの雰囲気をお楽しみください。